木工職人が教える!!DIYで初めて家具を作るときに失敗しない木材の選び方3選

解説

今やとっても人気なDIY!!

これから棚やテーブルを自分で作ってみようと思っている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


しかし、木材といっても種類が多く何をどう選んでいいのかわからないかと思います。


そこで、今回はDIY初心者の方向け、ホームセンターでお手軽に購入できる木材失敗しない選び方をご紹介いたします。  

ホームセンターでお手軽に購入できる木材

いざDIYを始めてみよう!

と、材料を探しにお近くのホームセンターに行っても、木の種類がとてもたくさんあり、どの材を購入してよいのか迷われてしまうことがあるかと思います。

たくさん種類がある中で、DIY初心者の方におすすめな木材はSPF材です。

なぜかというと、SPF材は柔らかく加工がしやすいのが特徴なため、初めての方でも扱いやすい材料だからです。

SPF材について詳しく説明しています。

興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

ホームセンターで販売している角材は、研磨し幅が決まっている状態で販売されていることがほとんどです。

その為、作りたい家具から材料の大きさを決め、必要な長さにそろえてカットしてもらいましょう。

失敗しない木材の選び方

まっすぐなもの

木材を選ぶときには、まっすぐなものを選びましょう!

木と木を組み合わせて棚などを製作するときに、反りや曲がりがあるものを使用すると、うまく組みあがらないことがあります。

そのような場合、木と木の間にすきまが開いてしまったり、組み上げたときに作った家具が斜めになってしまうことがあります。

そのようなことがないよう、木材を選ぶときは、切り口から反対の切り口を見るようにし、反りや曲がりがないか確認して選びましょう。

目視だとわかりにくい時もあるかと思います。

その場合は、水平な床に置いてみるなどし、床から浮いていないか確認するのもオススメです。

節がすくないもの

節が少なく、カット後の接続部に節が来ないものを選びましょう!

ホームセンターなどで販売されている木材は節があるものが多くあります。

節があるとビスや釘を打つ場所がちょうど節の位置にきてしまうと、打つことができず、組み立てることができなくなくなってしまうことがあります。

また、ボンドで接着する際もうまく接着できないこともあります。

節の少ないものを選ぶとともに、カット後の接続部に節がないものを選ぶようにしましょう!

軽いもの・2本以上の場合は重さが同じもの

木材自体が軽く、2本以上使用するときには重さが同じくらいのものを選びましょう!

同じ種類の木材でも1本1本、木の体積密度が異なり重さが異なります。

重さが違う木材を使用して家具を作ると家具にがたつきが見られたり、反りが出てきたりする原因となります。

木は重さが軽いものだと体積密度が低く、年数や環境によった反りや曲がりが比較的少ないのも特徴です。

逆に重い木は体積密度が高いため、年数や環境によって動きが大きく出てきます。

基本的に重い木は固く、軽い木は柔らかくなります。

軽い木は空気を多く含んでいるため木質部分が少なく、重い木は木質部分がぎっしりと詰まっている状態となります。

木質部分が多いため動きやすく、反りや曲がりが出てきてしまうのです。

その為、角材を2本以上使用する場合は、重さが同じくらのもので、出来るだけ軽いものをお選びください。

まとめ

今回はDIY初心者の方に向けた、おすすめの木材失敗しない選び方についてお話しさせていただきました。

DIYをするときにおすすめの木材は、まっすぐで・節がない・重さが軽いSPF材がオススメです。

2本以上使用する場合は重さが同じくらいのものを使用するようにしましょう。

素敵な家具ができますようお役に立てますと幸いです。

コメント

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